02.16
Mon
 山崎元氏が推奨のアセットアロケーションを2015年版にアップデートされているようです。

楽天証券 山崎元「ホンネの投資教室」
第237回 超簡単お金の運用法を改訂する(上)
第238回 超簡単お金の運用法を改訂する(下)

 アセットアロケーション策定の基となるリータン・リスク値及び相関係数も公開されていますので、自分でも計算してみることにしました。といっても山崎氏の結論よりすすんだ結果を求めているわけではなく、自分自身の理解を深めることが第一の目的です。
 もう一つの目的は外国債券がアセットアロケーションのリターン・リスクをどの程度毀損するのか検証してみることです。山崎氏の結論では外国債券は不要となっていますが、私が確定拠出年金で積み立てているポートフォリオでは下図のように外国債券を30%組み込んでいます。これがどの程度影響をあたえているのか?

     401K-Target.png

 記事によるとリターン・リスク及び相関係数は下記の値を使用されているようです。外国債券のリターンに関しては「日本の金融緩和による円安バイアスなどを意識して、国内債券に1%乗せることにする。」とのことです。

 150215-3.png

 これらの値を基に各アセットの比率を10%づつ変動させた4資産の組み合わせのリターン・リスク値をプロットしたものが下図です。

  150215-4.png

 青い□でプロットした点は記事中に最適解の例として挙げられている国内債券43.64%、国内株式22.76%、外国株式33.60%からなる点です。ちゃんと効率的フロンティアにのっていますしリターン・リスクの値も記事中の値と一致していますので計算はきちんとできているようです。
 赤い□でプロットした点は私が確定拠出年金で積み立てているアセットアロケーションです。外国債券を30%組み入れていることがパフォーマンスにどのように影響するかと思っていたのですが、意外と効率的フロンティアの近くにいるようです。
 もちろんこれは外国債券不要論を否定するものではなく、外国債券をある程度組み入れてもそれ程効率がおちない組み合わせもあるといった程度のものです。実際下図に外国債券を含まない3資産の組み合わせをピックアップしたグラフを示しますが、効率的フロンティアはこの 外国債券を含まない3資産の組み合わせで構成されていることがわかります。

  150215-5.png

 ところで山崎氏はモダンポートフォリオ理論〜CAPMの考えを一部取り入れ、国内債券は個人向け国債など無リスク資産で扱うこととし、その他のリスク資産からなる最も効率的な組み合わせとこの無リスク資産の比率でリスクを調整することを提唱しています。リスク資産部分の組み合わせはリスク許容度に関係なく一本化できるということです。この考えに基づく検証は次回にまわしたいと思います。


ブログ村のランキングに参加しています。
よろしければバナーをクリックして応援お願いします。
にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ
にほんブログ村

スポンサーサイト

comment 0 trackback 0
トラックバックURL
http://kurashikifund.blog.fc2.com/tb.php/89-e90fe76d
トラックバック
コメント
管理者にだけ表示を許可する
 
back-to-top